3日目 2008年5月14日 前半


昨夜はぐっすり眠れたけれど、目が覚めると出発前にひいていた風邪がぶりかえしたようで、ちょっとノドが痛い。
7:38の列車に乗るか、あるいはゆっくりホテルで朝食を取って8:40の列車にするか迷います。
結局、早く出発する事にして、途中でまた列車の中で食べようと甘いコルネットを買い、駅に向かいます。
10分前にはアンコーナ行きの列車に乗り込みましたが、結構混んでる。席を見つけて、ホッ一息。朝食にします。
約50分ほどで、フォルリに到着

  

フォルリは観光としては、超マイナーな町。なぜ訪れたかというと、どうしても見たい美術展があったから。
『Guido Cagnacci』 Protagonista del Seicento tra Caravaggio e Reni
フォルリの駅前広場には上記の展覧会の看板があり、なんだかうれしい。
でも駅周辺は中高層の集合住宅や新しいマンション建設現場、そして古いいかめしい城壁跡と、どことなくまとまりのない感じ。
ここはイタリア・ルネッサンスの歴史を語る上で重要な町。
イタリアのヴィラーゴ(女丈夫)と呼ばれ語られる、領主カテリーナ・スフォルツァが治めた領国の首都だったのです。
現在ではボローニャ大学の分校がある町なので、通学中の学生さんたちがちらほら見られます。
バスも出ているようですが、私は可能な限り歩くのが好きなので、街並みを眺めながら徒歩で中心地へ。
突如ド〜ンと異様に背の高い鐘楼が見えてきました。その鐘楼目指していくと、教会の中庭があり、そこを抜けると...

  

アウレリア・サッフィ広場、とってもエレガント!!
ヴェネツィアのサンマルコ広場やシエナのカンポ広場など、世界的に絶賛される広場にも勝るとも劣らないっとは言いすぎかな?
でも、とても洗練された雰囲気の広場だったのです。
町の様子はブログ・イタリア黒猫日記【フォルリ〜ルネッサンスの女傑カテリーナ・スフォルツァの町】でもご紹介していま〜す
市庁舎やポデスタ館など優雅な建物が並ぶ広場では、ベンチに座っておしゃべりに興じる人たちの姿が見られました。

  


  

さて、ここから展覧会の会場・サン・ドメニコ美術館まではすぐなのですが、持っていたのがおおまかな地図だったので、
どの路地から入ればいいのかわからず、パラッツォの中に入り込んでしまった。あれれ??

  

Latteria(牛乳屋さん)の前で、新鮮そうな牛乳を一気飲みしているおじさんに道を尋ねる。
駐車場の近くだよっと言われ、その通り歩いて、再度犬の散歩中のシニョーラに訪ねると、すぐ横が目指す美術館でした。
サン・ドメニコ美術館という名が、なんとなく古びた美術館をイメージさせるのですがかなり近代的な建物。
入り口が閉まっているので、???っと思っていると、9:30からですよっと職員の女性が声を掛けてくれました。
9時開館と勘違いしてた。。。外観の写真を撮ったりしながらしばし待つことに。

  

9:30、私と中年のご夫婦が早速入館。入り口でチケットを購入します。
床はガラス張りになっていて、その下には遺跡が見られます。
そしてクロークで荷物を預け、この美術館の歴史や所蔵作品を観て、メインの2階会場へ。
っとここで再びチケット拝見...あちゃっ、クロークに預けた荷物の中だ!!事情を説明して、もいっかい来ますっと言い、
入り口へ戻ります。クロークで訳を話し、バッグからチケットを取り出して、再び2階へ。
『グイド・カニャッチ展』、期待通りの大変素晴らしいもので、ここまで来た甲斐がありました♪

展覧会の詳細は、ブログ・イタリア黒猫日記『グイド・カニャッチ展』をご参照くださ〜い

ここでは図録を購入。展覧会場での販売は、約2割引の29Euro(5,000円弱)。それでも高いのですがこれは値打ちあり。
かなり重たいので、紙袋を二重にしてもらいました。(このあとこれを持ってあちこち歩いたので、お願いして正解!)
美術館を出て、再び先程の広場へ。
帰りにサン・メルクリアーレ教会に立ち寄ります。
教会の規模とはアンバランスなほど背の高い鐘楼が、インパクト大。この鐘楼、1180年に建てられたものだとか
教会は12〜13世紀に建てられたロマネスク様式で、内部はしっとりと素朴な教会でした。

    

フォルリ、なかなか個性的で印象深い町でした。
それでは、再びボローニャ方面に戻り、3年振りにモデナの町を訪れます