2日目 2007年12月4日


時差ボケで早朝4:30に目が覚める...日記を書いたり、荷物の整理をしたりしながら朝食まで過ごしました。
しかも夜中の2時頃、泊り客が酔っ払って帰ってきたのかちょっとした騒ぎが。なんだか恐いなぁ
今日はずっと訪れてみたいと思っていた、北イタリアの町ベルガモを訪れます。
朝食の時間になるとすぐにレストランへ行き、ブリオッシュやハム・チーズとたっぷりの朝食を頂きました。
そしてまだ薄暗い中、中央駅へ向かいます。ホテルの案内には徒歩3分と書いてありましたが小走りでも5分はかかるかも。
中央駅は現在改装中で、少し怪しい雰囲気。Biglietteriaはすいていたので切符はすぐ購入できました。
ミラノからベルガモまで約1時間の列車の旅です♪

       

朝焼けに輝く雪山が美しく、写真を撮ったりしているうちにあっという間にベルガモ到着です
まだ8:30になったところ、通勤や通学する人たちで駅や通りは賑やか。
ここベルガモ市街はBassa(バッサ)とAlta(アルタ)の町に分かれています。アルタの町は古い建築物がたくさんあり、
見所も多く、駅からバスとフニコラーレと呼ばれるケーブルカーに乗っていくことができます。

ベルガモ駅  ベルガモ サン・バルトロメオ教会

でも私はベルガモに多くの作品を残したロレンツォ・ロットの作品を観て歩くため、徒歩でバッサの町を周ります。
まずはサン・バルトロメオ教会。なんだか上部が切れてしまったようなファサードで、すこし違和感が...
中ではまだ朝の礼拝をしていたので、美しい歌声を聴きながら入り口で終わるのを待ちます。
内部はかなり薄暗かったけれども、ここではロットの祭壇画『聖母子と聖人たち』を観ることができました。
そして徐々に坂道になる町を歩きながら、次のサント・スピリト教会へ

ベルガモ サント・スピリト教会   ベルガモの街並み  

ここのファサードはとっても変わっていて、未完成の壁に現代アート風のブロンズの彫刻がはめ込まれています。
こちらも礼拝が終わるところ。ここでもロットの『聖母子と四聖人と洗礼者ヨハネ』を観ることができます。
そして坂の途中にパネッテリア(パン屋)があったので入ってみることに。
ベルガモ名物のポレンタ・タラーニャなるものがあるか聞いてみると、それはPasticceria(お菓子屋さん)で売ってるらしい。
せっかくだし、パンドリーノが美味しそうだったのでお水と一緒に買ってみました。
再び歩いてサン・ベルナルディーノ・イン・ピニョーロ教会へ。とても簡素な教会で、外壁には落書きが!
ここにもロットの『聖母子と諸聖人』があり、まさにLorenzo Lottoを巡るといった感じ。

今度はお目当てのアッカデミア カッラーラへ向うため、ゆっくりと坂を下ります。途中お兄さんに呼び止められ、
今無料の展覧会をやっているからのぞいていってと言われ、昔教会だった建物の中に入ってみることに。
現代アート展のようで、親切にパンフレットまでいただきました。
さぁ、やっと到着!アッカデミア カッラーラです。この美術館は元々ジャコモ・カッラーラの個人コレクションから始まったもの。
事前に作品リストを作ってもらっていたので、主要作品をのがさず観ることができました♪

ベルガモ アッカデミア・カッラーラ  ベルガモ ジャコモ・カッラーラ

内部はさすがのコレクション!画家や流派に分けれて展示されているので、とても見やすかったです。
館内では順路に沿ってイタリアンブランド フェラガモの展覧会が開かれていて、
絵画と一緒にフェラガモモードも楽しめるという仕組み。でも絵画鑑賞で気持ちがいっぱいでそこまで観れなかったです...
美術館はわたし一人の貸しきり状態。う〜ん、贅沢。
途中からは身なりのよいイタリア紳士がきて、なんとなく同じペースで館内を観て周ります。
美術館を出ようとすると美術がお好きなんですかと話しかけられ、そうなんですと言葉を交わすことに。
一緒に地図を見ながらアルタの町の方向へ歩きます。簡単にお互いの自己紹介を...彼は仕事を辞めてイタリアを旅しているらしく、
私がベルガモの簡単な地図しか持っていないのを見ると、立派なガイドブックをプレゼントしてくださいました。
ベルガモはヴェネツィアに統治されていたこともあるとか。ほら、門にVeneziaのシンボル、ライオンの彫刻があるでしょっと。
ホントだ!そして坂を上ると修道院があり、ここからは美しい景色が望めます。

ベルガモ 門  ベルガモ アルタの町からの眺め

私の行きたいコッレオーニ礼拝堂の方向を教えてもらい、イタリア紳士とはここでGrazie、ciao!とお別れしました。
一人異国で迎える誕生日に、神様からのプレゼントかしらと嬉しくなり、心温まる思い出となりました

後半へつづく...