12日目 2006年2月7日


いよいよ最終日。今日は半日ルッカ観光で、午後からピサに向かいます。最初の予定ではルッカにはフィレンツェからの小旅行にして、
フィレンツェ空港からイタリアを発つ予定でしたが、直前になってフィレンツェのアメリゴ・ヴェスプッチ空港が、滑走路改修工事のため、
2006年2月2日〜4月30日まで一切の航空機発着を停止。およそ90日間にわたり閉鎖となり、急遽、最終宿泊地をピサに変更しました。
まったくオリンピック開催期間だというのに、主要都市の空港を閉鎖するとは...
ホテルプッチーニは朝食は別料金(1人=3.50EURO)でもあることだし、昼食を豪華に食べるため朝食抜きにしました。
チェックアウトをし、スーツケースをホテルに預けて街へでます。まずはロマネスク様式のファサードが素晴らしい大聖堂へ。
ファサードの円柱は地元の職人が製作、全て違うデザインになっていてとても美しいもの。扉のレリーフはニコラ・ピサノの作。
内部にはティントレットの最後の晩餐があります。

ドゥオモ広場 大聖堂のファサード ニコラ・ピサーノ作のレリーフ

大聖堂から街の東に歩いていくとグイニージの塔が見えます。塔のてっぺんに木がはえているのがおもしろい。
途中雑貨屋さんでSALDIをしていたので覗くと、全品半額!どれもかわいいものばかりであれもこれも欲しい〜
でも...スーツケースはかなりの重さになっているので、ぐっとこらえて各々一つずつ壁掛けを買いました。
昨夜訪れた円形劇場広場に出ます。ローマ時代には野外劇が演じられていた場所。現在は土台の上に家が建てられ、
人々が集う広場になっています。

グイニージの塔 アンフィテアトロ広場 円形劇場跡

次はサン・フレディアーノ教会。ファサードには13世紀のモザイクが輝いています。
内部は豪華さはないものの中々趣があり、朝日がさしてとてもきれい。なんだか落ち着きます。
浮き彫りが美しい12世紀の聖水盤やアンドレア・デッラ・ロッピアの受胎告知が見所!

サンフレディアーノ教会 サンフレディアーノ教会内部 アンドレア・デッラ・ロッピア作 『受胎告知』

そして前回は訪れていないサンタゴスティーノ教会へ。外観も内部もとても簡素。
中にはかなり年配のシスターがお一人ぽつんと座っています。
さっと見て出るつもりでしたが、シスターがやってきて、シスターエレナのストーリーについて語り始めます。祭壇中央にあるミイラを覆う
ガラスケースの回りには、ステンドグラスでシスターエレナのストーリーが描かれていて、一つ一つ説明してくれました。
言葉は半分もわからなかったけれど、年老いたシスターの信仰心にじ〜んときました。
お別れに両頬にキスをして挨拶、初めての体験で少し幸せな気持ちに。心温まるひと時でした。
そしてお楽しみの昼食へ

    RISTORANTE BUCA DI SANT’ANTONIO
        住所 Via della Cervia 1/3  TEL 0583-55881
        URL : http://www.bucadisantantonio.com/

リストランテ ブカディサンタントニオ リストランテ ブカ ディ サンタントニオ 店内

開店直後で一番乗り。担当のカメリエーレに昨年来てとても美味しかったので、今年も日本から来ましたというと喜んでくれました。
イタリア在住の日本人の作家の本によるとここは以前ミシュランの星がついていたらしい、現在はどうなんでしょうか??
サービスはとても気持ちが良く、優雅な気持ちで食事ができます。
はサンジミニャーノの白、Vernaccia di San Gimignano 1/2を頼みます。
まず前菜には以前食べたうさぎの冷製を。前菜というにはあまりにもボリュームがあり、豪華な一品。
母はラルドのクロスティーニ。これも中々のボリューム。

前菜 うさぎの冷製 ラルドのクロスティーニ

そして私はプリモの野ウサギのミートソースのタリオリーニ。ウサギづくし...(^^;)パスタのゆで具合もお味も最高です!
母はなんと山羊のロースト!どれも上手く臭みだけ消してあり、うまみはたっぷり味わえました。
あ〜お昼でなかったらワインもっと飲みたかった...でもジビエを堪能して満足満足。

野うさぎのタリオリーニ ヤギのロースト ドルチェ 焼きフルーツのジェラート添え

私はここでBasta!!Caffe`を 母はDolceもいっちゃいます。他のお客さんのを見るとデザートもかなりのボリューム。
お願いして量を半分にしてもらいました。焼きフルーツとジェラートの一皿 見た目もとてもきれいでお味もよかったようです。
是非来年もまた来たいというと、ルッカはとっても美しい街でしょ、是非また来て下さいとのことでした。
そろそろルッカの街とお別れの時が...HOTELへ戻り、荷物を引き上げます。
Taxiを待つ間、フロントのお兄さんと街の話やオペラの話を。自分でも驚くほどイタリア語がわかる!
きっと訛りがなく、丁寧に話してくれるからかな。この辺りの言葉はとても綺麗です。
この調子で上達すればいいんだけど...帰ってからもちゃんと勉強せなっ
Taxiに乗って、ルッカの駅へ。ピサ行きのチケット(一枚=2.20EURO)を購入します。
窓口のおじさんがニッコリ笑って日本語で”ありがとございました”というのでちょっとビックリ!
ピサまでは列車で30分 駅に着くとすぐTaxiに乗り、斜塔近くのホテルに向かいます。

     GRANDO HOTEL DUOMO

ピサ グランドホテル ドゥオモ グランドホテルドゥオモ 室内 グランドホテルドゥオモからの眺め

部屋の窓から大聖堂と斜塔が見える!部屋はかなり古いけど雰囲気は悪くなく、広さもまあまあ。バスタブもあります。
時間も遅くなってきたので、取り急ぎミラーコリ広場へ。もう閉館時間になりそうなので、大聖堂の内部に入ります。

PIAZZA DI MIRACOLI "奇跡の広場"  ピサ ドゥオモ内部

3度目のピサなので斜塔は簡単に観光。広場の端にある土産物屋さんをひやかします。私が本屋さんに行っている間に母は隣のお店へ。
迎えに行くと、母が店員さんに日本語を教えてと迫られていました。店員さんはコロンビアから留学に来ているというかわいらしい女の子。
毎日たくさんの日本人が訪れるので日本語を覚えたいらしい。アドレスを交換しました。
ピサは3度目だけれど、ミラーコリ広場しか見たことがないので、今回は少し街を散策。
斜塔から南の方向に歩いて行くと、大きな広場にでました。そこにはとても美しい建物が立ち並んでいて、ちょっと感激。
そこはCavalieri広場といい、16世紀にヴァザーリが作り直したもの。ピサは斜塔だけじゃないや〜ん。
北からオロロジォ館、カヴァリエーリ館、サント・ステファノ騎士団教会が並んでいて、壁に描かれた模様がとっても綺麗。

オロロジォ館 カヴァリエーリ館 サントステファノ騎士団教会

このカヴァリエーリ広場や建物はコジモ・ディ・メディチが結成したサント・ステファノ騎士団にちなんで名づけられています。
現在は何に使われているんでしょうか?
そろそろ暗くなってきたので、最後に日本に持って帰るヴィンサントを探しながらホテルに向かいます。日本ではなかなか売っておらず、
あっても値段が3倍位するんですよね...重いので1本だけ買い、ホテルに戻って明日のために荷物をまとめます。
色々あったイタリア旅行もいよいよ終わりかぁと少ししんみり。夕食はホテル近くのトラットリアへ

              PIZZERIA TRATTORIA LA BUCA
        住所  via Galli Tassi 6(via S.maria 171)

ピッツェリア トラットリア ラ ブカ スパゲッティ ペスカトーレ ズッパ ヴェルデ

お客さんは少なく、少し寂しい雰囲気...いかにも観光地のレストランといった感じ。
でもカメリエーレのおじさんはなかなか親切に気を使ってくれました。 を頼みサラダに魚介スパゲッティ、
野菜のスープ、豚肉のソテーなどを注文。最後にDolceのプリンを食べて、今回の旅を振り返りながら最後の晩餐は終わりました。
そしてホテルに戻り、お風呂に入って休もうと思ったけれど、ここで最後のトラブルが...
バスタブの縁で思いっきり、あばらを強打!!息がとまるほど痛くて声も出ず、ひとりバスタブで激痛に苦しみました(T-T)
骨は折れてませんでしたが、結局直るのに2ヶ月ほど要しました...あ〜でも最終日でよかった!