*小 説*


ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン
角川文庫  ¥.580−

聖骸布同盟(上)
フリオ・バナロ
ランダムハウス講談社  ¥.798−

十字架に磔にされたキリストの遺骸をくるんだといわれる聖骸布は、今なおその真贋をめぐって研究、議論が繰り返されている。本書はその聖骸布の謎に迫る歴史ミステリである。トリノの大聖堂で起こった火災事故現場での舌のない死体の発見をきかっけに、現代のトリノと聖骸布が辿ってきた過去を行き来しながらストーリーは進んでいく。

聖骸布同盟(下)
フリオ・バナロ
ランダムハウス講談社  ¥.798−

舌のない男達の秘密、それは神の課した厳しい宿命だった。聖骸布のたどってきた道をひもとくと、そこには新たな事実が現れる。テンプル騎士団や謎の共同体、過去の歴史から想像される物語は、新たな可能性を感じさせる。

異国に死す
ドナ・レオン
文春文庫  ¥.660−

ヴェネツィアの運河で発見されたアメリカ人の他殺体をきかっけに、ブルネッティ警視が先進国の闇に直面していくミステリ作。幻想的な水の都ヴェネツィアを舞台に、そこで生活する人々の暮らしを垣間見ることができる。主人公の人柄や心の葛藤など心理描写がすばらしくとても魅力的。作者はイタリア在住のアメリカ人女性。

ラファエロ真贋事件
イアン・ペアズ
新潮文庫  ¥.520−

ローマの小さな教会の祭壇画は隠されたラファエロの肖像がだった、という設定から始まる美術犯罪ミステリー。その絵は本物であると鑑定され、イタリア国立美術館が買い取ることとなったが、その後事件は二転三転していく。フィクションながらもし現実にラファエロの絵が見つかったら...と想像してしまう。

うわの空で
スザンナ・タマーロ
草思社  ¥.1470−

独り言のように
スザンナ・タマーロ
草思社  ¥.1470−

ローマ物語U
アルベルト モラビア
集英社文庫  ¥.420−

ローマ生まれのモラヴィアが日常のローマを描く32の短編集。
ローマの庶民を主人公にそのしたたかさ、哀れさを人間味あふれる描写で表現している。

イタリアの夢の館
リーサ・セイント・オービン・ドゥ・テラン
河出書房新社  ¥.2300−

愛すべき北イタリアの隣人たち
ティム・パークス
世界文化社  ¥.1600−

イタリア人の妻と二人、安住の地を求めてヨーロッパ・アメリカを転々としたイギリス人の著者が見つけた『終いのすみか』はヴェローナの近郊モンテッキオ。この田舎町に住む人々は自分の信念に忠実にまじめに生き、魅力的だった。次第に友人もでき、美しい北イタリアに魅せられていく。イタリアという国の細部にどっぷり浸っていくプロセスを書いた旅行記ではない『到着記』

ふたりのトスカーナ
ロレンツァ・マッツェッティ
竹書房文庫  ¥.620−

ローマ人の物語〜ローマは一日にして成らず(上)
塩野七生
新潮文庫  ¥.420−

愛の年代記
塩野七生
新潮文庫  ¥.420−

イタリアの中世末期からルネサンス時代の恋の物語9編を、まるでその時代に生き、体験したかのような作者独特のリアリティあふれる文章で表現し、我々をひきつける。

緋色のヴェネツィア
塩野七生
朝日文庫  ¥.630−

ヴェネツィアの宿
須賀敦子
文春文庫  ¥.560−

血と聖(上)
坂東眞砂子
角川書店  ¥.1300−

疫病から避難するためにフリウリ地方の小さな町に、家族と共にやって来た裕福なヴェネツィア商人の娘タミラとその町の修道士の禁じられた出会いを、「奇跡」や中世からの説話「ベナンダンティ」をまじえて書いた小説

旅涯ての地(上)
坂東眞砂子
角川文庫  ¥.600−

逆光のメディチ
藤本ひとみ
新潮文庫  ¥.620−

深夜特急6 − 南ヨーロッパ・ロンドン
沢木耕太郎
新潮文庫  ¥.460−

デリーからロンドンまで乗合バスで行こう。26歳の作者が旅した約1年を綴った小説。最終刊の本書は旅の終盤にローマに立ち寄り、ミケランジェロのピエタに衝撃を受ける。そしてフィレンツェ・ピサ・ジェノヴァを通り、最終地ロンドンへと向かう。

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